Thursday, April 06, 2006

4月6日は、National Tartan Dayだ。アメリカのスコットランド系の人々のお祭りといったところか? 現在、アメリカには1,100万人程のスコットランド系あるいは、アコットランドーアイルランド系の住民が暮らしている。昨年は映画”Braveheart"のモデルとなった、William Wallaceの処刑から700年にあたることから、議会は4月6日を国民の日に制定する法案を可決した。1320年の4月6日にArbroath宣言がなされ、これがアメリカの独立宣言のモデルとなったことや、米国の独立宣言に署名した13週のうち9州の知事がスコットランド系だったことを記念したわけだ。 第28代大統領Wilsonは”Every line in America's history is line coloured by Scottish blood"という言葉を残しているが、スコットランドの苦渋に満ちた歴史と、祖先への感謝を込めたものだ。 だからといって、「祖先を敬い国家に忠誠を尽くせ」といったとたんに、胡散臭くなるわけだし、祝祭として上手に扱うのが賢明な態度というものだろう。日本人も自虐的なギャグが好きだが、SalonのAlan Black氏のエッセイ”Scotland the grave"には大笑いさせてもらった。 
 こうした記念すべき日に、中村俊輔がCelticのScottish premirership制覇に貢献したというのも、何か因縁めいたものを感じる。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home