Tuesday, April 25, 2006

サクラメントに行ったことがある。最近では、NBAのチームの誘致に成功し、州都としての面目を保っているが、この町には多くの日系人が住み、第二次大戦中には収容所もあった。私の知人もそこで少女時代を過ごしたのだが、その話は別の機会にしよう。
私のサクラメント滞在は僅か一週間ほどであったが、その後急遽シカゴに向かうことになった。搭乗した飛行機はオレンジ色にペイントされた733だったが、がらがらの機内でサーブされた大皿のラザニアが妙に印象に残っている。
 先週、シカゴ発サクラメント行きのユナイテッド航空735便でテロ騒ぎがあり、乗客にとって散々な旅行となったようだ。飛行機はエアバスの320だったというから、飛行機のサイズは今も変わらないようだ。事の顛末については、http://www.freerepublic.com/focus/f-news/1619856/postsをご覧頂くのがいいと思うが、簡単な事実関係だけは記しておく。
 Hispanic系の男性が、「俺は死ぬ!」だとか、「この国を何とかしなきゃいけないんだ」とか叫び操縦席に駆け寄り、ドアをこじ開けようとした。これに対して、1列目と4列目の乗客が協力して、犯人を取り押さえたが、抵抗がやむことはなかった。パイロットは急遽目的地の変更を申請し、デンバーに緊急着陸し、事なきを得た。この際、F16 二機のスクランブル発進も確認されたという。
 アメリカでは、4月28日に映画“United93”の公開が予定されており、debateの最中にある。また一方で、LAを中心に「移民規制法」反対運動が盛り上がりを見せたが、民主党も国内労働市場の保護に賛成の対場にあるので、マイノリティーの反発も相当なものなのだろう。
 怪我人が出なかったのは何よりだったが、日本では飛行機がハイジャックされたらどうするんだっけ?

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