Thursday, April 27, 2006

 RiceとRumsfeldが電撃的にバクダットを訪れ、Nouri al-Malikiと会談した。Malikiが「全ての部族、宗派参加による政府の実現」を公約したのに対して、Riceは“I found him to be very focused. It’s clear that he understood his role and role of the new government to really demonstrate that there’s a government of national unity”と言ったという。
 更にRummyはI came away most encouraged”とのたまったという。Bushの支持率の低下、中間選挙に向けての巻き返しに向けたタイミングの読みがあり、イラク駐留軍の縮小に手をつけたいわけだ。  
 ところが、一両日の中に、イラクの副首相に選任されたMeysoun al-Hashemiの兄妹が何者かに銃撃された。13日にはHashemiの弟も暗殺されており、統一政府の樹立に暗雲が立ち込めた形だ。
 HashemiはSunni派を代表する人物であるが、Zarqawiグループを初めとする武装勢力は一様に米国の息のかかった傀儡政権への参加者に対して威圧的な発言を繰り返していたという。
 一連のの政治家へのテロ活動によって、Sunni派内部における路線対立の深刻化が危惧されるところだ。
 Telegraph27/4/2006

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